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MATSUYAMA TOSOU
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株式会社 松山塗装
〒791-0112
愛媛県松山市下伊台町乙107-1
TEL/089-977-7171
FAX/089-977-7139

1. フッソ樹脂塗料(ルミフロン樹脂使用)のすぐれた塗膜性能について

フッソ樹脂塗料(ルミフロン樹脂使用)と一般塗料との促進耐候性試験が示す様に耐侯性はフッソ樹脂塗料〜アクリルシリコン樹脂塗料〜ウレタン樹脂塗料〜アクリル樹脂塗料の順になり、また下記の表が示す様にフッソ樹脂は、すぐれた耐水性、耐溶剤性、耐酸性、耐アルカリ性、耐塩水性を兼ね備えているため 過酷な条件の海岸地区の建物などの塗装に適しています。

他の塗料と比べ光沢の低下や、色の変化等が少なく長期にわたり美観を損なわず建物価値を維持いたします。

また、他の塗料と比較し、二酸化炭素、塩等の透過性が低いため、中性化、塩害等の進行を和らげます。よって、建物の躯体自身の劣化防止に対しても優れていると考えられます。そして劣化した塗膜はより中性化、塩害の速度が速まり躯体劣化に繋がります。現状塗膜の劣化と塗り替えの時期とのズレがかなりあり、耐侯性の悪い塗膜は躯体劣化速度がより加速される結果となります。


■ 各塗料の耐薬品性

試験項目

フッソ樹脂塗料

シリコン樹脂塗料

ポリウレタン樹脂塗料

アクリル樹脂エナメル

耐水性12か月間

◎−○

◎−○

○−□

耐沸騰水性 10時間

◎−○

◎−○

×

耐ガソリン性 30日間

×

10%塩酸 30日間

◎−○

10%硝酸 30日間

◎−○

◎−○

10%硫酸 30日間

◎−○

10%苛性ソーダ 30日間

◎−○



■フッソ樹脂塗料(ルミフロン樹脂使用)の耐薬品性

試験項目

試験結果

試験方法

耐酸性

異常なし

wtv%H2SO4aq JIS K 5658 4.12に準ずる

耐アルカリ性

異常なし

wtvNaOHaq JIS K 5658 4.13に準ずる

耐水性

異常なし

水道水浸漬 12か月

塩水噴霧試験

異常なし

2000時間



2. フッソ樹脂塗料(ルミフロン樹脂使用)の低コスト性

中・上塗りシステムに使用される塗料の塗替え寿命は、フッ素樹脂塗料がずば抜けて優れており、フッ素樹脂塗料の中でも分子構造で分けるとFEVE系、PVDF系が優れています。

フッソ樹脂塗料は他の塗料にくらべかなり高価であります。しかし、塗り替え費用の大半は工事費が占めており、材料費の割合は高くありません。とかく一回目の工事費に目が行きがちですが、長期的視野に立ってどちらが得か考えてみると、長持ちするフッ素仕様は、イニシャルコストが高くても、結局経済的です。


各種塗料の塗り替え寿命

塗料の塗替え寿命


■各種塗料の総合経済比較


3.フッソ樹脂塗料(ルミフロン樹脂使用)の樹脂について

■3−1フッソ樹脂のイメージクラフィック
フッ素樹脂の特徴の高耐候性は、フッ素モノマーのC-F結合エネルギーの大きさが、紫外線エネルギーより大きいことから得られるものです。
上図のグラフィックの球体の大きさは、結合エネルギーの大きさをイメージしています。
また、下図は結合エネルギーの大きさを大人と子供で表現しています。
金属
金属
3F系FEVEフッ素樹脂「ルミフロン」は、フッ素モノマーと塗料化に必要な他モノマーとが規則的に交互配列を作る樹脂です。つまり、紫外線に弱いビニルエーテルは紫外線に強いフッ素モノマーに守られています。
フッ素モノマーとビニルエーテルを大人・子供で表現すると、子供が手を離さないように大人は子供の手をしっかり握っているのです。


■3−2フッソ樹脂(ルミフロン樹脂)の分子構造



■3−3フッソ樹脂(ルミフロン樹脂)とアクリル樹脂の結合


耐候性は主鎖で大きく左右されます。フッ素樹脂の主鎖に関与する原子間の結合エネルギーは、アクリル系樹脂のそれよりはるかに大きく、ルミフロンの超耐候性はこの強固な化学構造に裏づけられています。